イラスト

■「自画像」

・1969年頃、大学一、二年の頃
・スケッチブックの裏表紙に
・授業中にでも描いたか?
・極細サインペン

■「Diablo y Dios/悪魔と神」

・1980年2月、善八病に倒れる。酒と仕事とテニスに明け暮れた日々(女は無しです)。一度に三つは体に悪いと悟る。それ以降、無理はせず一病息災である。
・入院中にTシャツに描くためのアイデアスケッチ
・「神よ!願わくば、病魔に死を」とか何とかスペイン語で

■「Night」1980.07.19

・1980年、入院中に
・まだ安静期間中のある夜、寝つけずラジオのFM番組にスイッチを入れた。この年、大ヒットしたのが、もんた&ブラザーズの「ダンシングオールナイト」だった。7月12日現在歌謡ヒットチャート第一位
・そのあと毎晩のようにこの歌を聴きながら、イメージしたのがこのシーンであった。メモには「幼い頃友達と無心に遊びまわったあの透明な時間、空間を思い出した」とある
・鉛筆

■「病室」1980.07.01

・1980年2月から8月までの約6ヶ月間、この病室で過ごす。古い木造の個室。個室はいいのだが新棟から渡り廊下でつながる、幽霊の出そうなところ
・幼い頃お化けが怖くてしょうがなかった善八だが、「人は苦境に立つと恐いもの知らずになるのだな」と、変に悟ったのである。
・極細サインペン

■「風景」1980.05.31/06.07

・病院の裏側の景色
・1980年2月に入院し、3ヶ月間絶対安静だった。5月31日から描き始めているので、安静が解けてすぐに描いたものだろう。
・安静期間中は仰向けのまま、よく耐えられたと思う
・極細サインペン 

■「自画像/太極拳」1992年頃

・太極拳もものになり出し、仕事面でも乗っていた人生の第二充実期
・因みに第一充実期は、生まれてより中学一年までです
・太極拳をする自分
・左の型は「懶扎衣(lan zha yi)」の収姿、右の型は「金剛搗碓(jin gang dao dui)の震脚(思いきり地面を蹴る)する前の動作
・青のボールペン

■「いざ陳家溝へ」1993.09.04

・太極拳発祥の地「陳家溝」への旅の途中、上海から石家庄への列車の中。乗車時間は14時間位。陳家溝までは、さらにバスなどを乗り継ぎ4時間位
・トイレの水が出ないなど劣悪状態で、よくまあ耐えられたと思う