あの渡辺香津美が、初のソロアルバム『ギター・ルネッサンス』をリリースした。そのお披露目というべきコンサートがあったらしい。それを聴いた評論によれば、アンコールの「サヨナラ」が終わった瞬間、人類が危機に立つ今日の祈りの歌が聴こえ、世界を越えた大きな宇宙が脳裏に広がるのを覚えたそうだ。
◆アントニオ・パントーハ
すでに故人であるが、ケーナの大御所であった。 コンドルは飛んで行く/花祭り/風とケーナのロマンスなど、素朴(シンプル)でありながら洗練された演奏は、彫九郎の最終目標である。もし80歳くらいまでケーナを吹いていられたらパントーハみたいになっていたいと思うのである。
◆ウニャ・ラモス
「灰色の瞳」の作曲者で、日本では最も知られたケーナ奏者の一人である。フランスに定住し、世界中で演奏活動をしている。テクニシャンとして有名。モダンなオリジナル曲もたくさん作っている。パントーハ、ラウル・メルカード、とともに彫九郎がケーナを始めた頃の彫九郎にとっての3大ケーナ奏者の一人。
◆アタワルパ・ユパンキ
故人。ギター弾き語り奏者。
彫九郎がフォルクローレを始めた頃、このユパンキの「ツクマンの月」を弾き語りしたくて、ケーナとともに、ギターにも没頭した。一応できるようになったのだが。
◆ドヴュッシー
◆ヴィラ・ロボス